アシュアード・UK・モルト
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ケーススタディ - カールスバーグ
Beer made with UK Malt UK Malt

 

カールスバーグのブランドセキュリティを向上

国際的な醸造メーカー、カールスバーグは、アシュード・UK・モルト(AUKM)スキームにより確立された高いモルト基準により、ブランドの保護に対して大きなメリットを享受しています。これらの基準は世界の製麦業界をリードするもので、食品安全性だけでなく、製品の合法性、優良業務慣例、および製品品質に関しても規定を提供しています。カールスバーグにとってブランドと製造活動を保護する上で、醸造に使用するすべての原材料の品質とトレーサビリティを確認することが極めて重要です。この哲学は、19世紀のカールスバーグ創立以来、継承されてきたものです。

Carlsberg
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あらゆる世界的な醸造メーカーと同じように、カールスバーグも多額を費やしてブランドエクイティの構築に務めています。そしてブランドの強さと消費者の信頼を維持するには、材料の信頼性が鍵になります。

カールスバーグUKのシステム部長ローレンス・メイ氏(写真上)は次のように説明します。「AUKMのおかげで、世界的な麦芽製造業者の水準が向上しています。カールスバーグは、サプライチェーンを通じた品質とトレーサビリティの重要性を認識しています。私たちが最も恐れているのは、製造に使った麦芽のおかげでカールスバーグのビールに問題が発生するような事態に陥ることです。このような問題が起きると、世界でカールスバーグブランドに致命的な影響が及ぶ可能性があります。」

「AUKMと我が社独自の監査プロセスを実施することにより、ビールへの異物混入を招くあらゆる問題を排除することができ、究極のブランド保護手段が得られます。将来を見据えると、海外でも同じような麦芽の品質保証基準が設けられ、カールスバーグの他の場所でもメリットが得られるようになることが望まれます。」

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コペンハーゲンのカールスバーグ本社に勤務する品質部長、ブリット・ベルトラム氏は次のようにコメントします。「AUKMスキームは、我が社がサプライヤに要求する厳しい要件に沿うもので、これにより英国が食品安全性で他国をリードするようになっています。このため我が社では、英国の麦芽サプライヤがあらゆる手段を講じて高品質の麦芽製造を行うアプローチを取っていることに、信頼を置くことができます。」

カールスバーグブランドを保護し、消費者の信頼を維持する上で、厳しいサプライヤ管理が不可欠です。カールスバーグは、世界中で60社以上の製麦業者から麦芽を仕入れ、世界150ヶ国以上で毎年1億ヘクトリットルを超えるビールを製造しているため、この点が特に重要になります。醸造メーカーには、すべての材料と製造活動の一貫性を確認することが要求されます。

メイ氏はさらにこう続けます。「スーダン1のような食品騒動から、サプライチェーンを通じた品質とトレーサビリティの重要性が浮き彫りになっています。このようなリスクの可能性を無視した場合、多額の費用を伴う製品回収を強いられるだけでなく、世界中の消費者の間でパニックが起こり、ブランドに対する信頼性が失われるような事態を招くことがあります。英国製麦業の基準を確立したAUKMは優れたスキームで、サプライチェーンにおける完全なトレーサビリティを保証します。これにより、社内の規定の適用がまだ行われていない製麦業者であっても、すべての麦芽サプライヤが厳格な品質基準を守っていることを確認することができ、私の仕事が楽になります。」

カールスバーグの英国の製麦業者はすべて、AUKMスキームの下で製造を行っています。AUKMスキームは、完全なトレーサビリティを持ち、独立機関による監査をパスしたことが保証された麦芽を醸造メーカーに提供するものです。麦芽の認証を行うものとしては世界初のスキームで、既存の英国の原料生産保証スキームと製造保証スキームのギャップを補うものです。これによりカールスバーグには、英国最高の品質基準を満たす上で必要になる保証が得られます。

統一されたブランドアイデンティティを維持し、世界中の各製造設備で一貫した醸造プロセスを維持するためには、カールスバーグの100社の子会社と関連会社全体でこれらの基準を満たすことが要求されます。

カールスバーグの英国法人は、規模において英国第 4 位の醸造メーカーで、ノーサンプトンとリーズの2ヶ所の醸造設備で生産を行っています。そのラガーとエールは主に英国ビール市場に供給されており、カールスバーグUKはこれら2拠点で年10億パイントのビールの製造能力を備えています。

メイ氏は次のように付け加えます。「カールスバーグの今日の目標は、創設者が目指したものとほとんど変わっていません。カールスバーグの本社では、品質、革新性、そして継続的改善の社風を培うことにより、収益性と拡大の点で業界をリードするというビジョンを持っています。我が社のプロセス全体には、この品質目標が反映されています。具体的には、例えばISO 9001国際品質基準、BRC(British Retail Consortium:英国小売連合)基準などにより、社内的な品質を管理し、社外的にはサプライヤへの品質要求を定めることで管理を行っています。」

「新しい製麦業者も既存の製麦業者も、カールスバーグにより徹底的な監査プロセスが行われるものの、AUKMの導入により、製造メーカーにとってこのプロセスが大幅に簡素化されました」とメイ氏は説明します。「ほとんどの製麦業者は、しばらくの間、厳しい品質ガイドラインに準拠できるよう努力してきました。しかし、AUKMはこのプロセスをより厳しくしたもので、製麦業者が沿うべき特定ガイドラインを設定しています。すべての業者がこれらの手順に従うようになれば、カールスバーグでは、サプライヤのガイドライン設定に必要な事務処理と手間が不要になる可能性もあります。」

しかし、世界的な規制がない現在、カールスバーグは国際組織として、世界中の子会社で一貫した監査プロセスが実施されていることを確認する必要があります。これは、世界のどこで作られた麦芽を使用する場合でも、カールスバーグの品質ガイドラインが守られていることを保証するためです。カールスバーグは、持続可能性と供給条件に関して世界中のサプライヤをモニターおよび管理するために設置されたコペンハーゲンの社内組織、グループサプライチェーン組織により、これを実現しています。

グループサプライチェーン組織は、「カールス・オーディット」と呼ばれるカールスバーグ独自のサプライヤ監査プロセスを実施します。これは、コペンハーゲンのブリット・ベルトラム氏が、一連の監査官とともに陣頭指揮を執って行うものです。彼らは、麦芽の仕様と麦芽提供条件を分析して、カールスバーグの設定した品質基準を満たしているかを確認します。検査する仕様の例として、大麦の細胞壁に見られるベータグルカンレベルの分析があります。このレベルが高すぎると、カールスバーグでフィルタリング問題が発生する可能性があります。

カールス・オーディットプロセスの下では、次のような一連の基準を適えることがサプライヤに対して求められます。

•  十分なプロセス制御

•  製造工程に十分な衛生基準を使用すること

•  プロセスを通じて関連制御システムを使用すること

•  QAとHACCPシステムを満足に実施すること

•  カールスバーグの環境と社会責任管理に関するガイドラインを遵守すること

AUKMスキームの下でカールスバーグに麦芽を供給する製麦業者にも、これらの基準を満たすことが要求されます。製麦芽業者が監査プロセスをパスすると、各地の醸造メーカーにより継続的に審査が行われ、定期的に再監査が実施されます。これは、製麦業者が彼ら自身の基準に加えて、カールスバーグの求める品質を引き続き満たしていることを確認するためです。

「我が社は、英国で毎年9万トンを超える麦芽を使用しています。このため、製麦業者がカールスバーグの基準を適える麦芽を供給している点に信頼を持てるようにすることが重要になります。カールスバーグは、製麦業者が醸造メーカーに提供する供給前サンプルで問題が見つかった場合に、各社で独自に解決するよう対策を取ることをサプライヤに委ねています。AUKMのおかげで、英国の製麦業者が適切な手段ですべての問題に対応していることに関して信頼を持つことができます。これにより、カールスバーグブランドと消費者に対する付加価値が向上します。」

メイ氏は、次の点をAUKMの導入により得られる更なるメリットとして挙げています。

•  AUKM規格が、カールスバーグブランドの象徴する品質レベルの維持に貢献していること

•  生産者からカールスバーグにいたるトレーサビリティが得られること

•  異物混入リスクが排除されること

•  製麦業者がサプライチェーンで発生した問題に対して素早い対応を取れること

•  品質保証に関わるプロセスについて共通の理解が得られること

メイ氏は最後に次のようにまとめています。「消費者が信頼して飲めるブランドのビールをカールスバーグが製造していることを保証するためには、サプライチェーンを通じた品質とトレーサビリティが非常に重要になります。AUKMは世界中の製麦産業の基準を設定するもので、これに我が社独自の監査プロセスを併用することで、カールスバーグのビールへの異物混入問題を回避することができます。カールスバーグにとって、これが成功の秘訣です。」


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